RowスタイルはColumnスタイルと同じく、 特定のデータ行達のスタイルプロパティー達を実行の時のデータセルの値とは関係なしに固定的に指定する。 しかし、データ行達は大量であったり、実行中に削除になったり、追加になることがあるので、 すべてのデータ行たちについて先にスタイルセットを指定することは不可能である。
Dataludiグリッドは以下のコードで例として見せるように二つの方法で行ごとにスタイルセットを指定できるようにする。
grid.body().setRowRangeStyles({
'0': { background: '#10ff0000' },
'1': { background: '#20ff0000' },
'2': { background: '#30ff0000' },
'rows': [{
'range': 'row % 2 == 1',
'styles': {
'background': '#08000000'
}
}, {
}]
});
GridBase.bodyのrowStylesで行ごとのスタイルセットを指定する。 変わりのない固定データ行なら行の番号を基準で設定して、 又はrowsプロパティーにrange数式で指定される行のグループ別にスタイルセットを設定することができる。 range数式にはデータ行の番号に当たる"row"変数が使える。
Rowスタイルはレンダリングの時にカラムスタイルを含めて他のすべての動的スタイル達より先に適用される。 つまり、適用優先順位が一番早いので他のスタイル達によってoverwriteされる。 行の番号が奇数か、偶数かなど、データセルの値たちとは関係なく行達を区分して表示する時に有用に使える。