SMART datagridグリッドのデータ領域はデータセルとグループヘッダーやフッターなどのセルで構成されるが、 そのセル達に接近するためにはセルの位置を表す唯一の値が必要である。 セルの位置はセルが含まれた行のindexと, データセルの場合セルが含まれたカラムで決められる。
CellIndex客体がその値を持っていて、いくつかの有用なプロパティー達をとメソッドたちが定義されている。 セルの位置が必要な関数やイベントのパラメーター達は大概このCellIndex客体である。 また、グリッドの入力フォーカスを持つ現在セルの位置はGridBase.focusedIndexプロパティーでわかり、設定することもできる。
// フォーカスインデックスを変更する。
var index = grid.focusedIndex();
if (index.rowIndex < 10) {
var column = grid.getVisibleColumn(2);
index = new CellIndex(10, column);
grid.setFocusedIndex(index);
}
データセルを除いた他のセルたちにはCellIndexの中でcolumn値がnullであることもある。 またcolumnの値だけが必要な場合もある。